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出産体験記のページでは、陣痛開始から出産に至るまでの様子を体験談で紹介しています。また、出産後の産院での入院生活についても体験記を記載しています。これから出産を控えている人は、ぜひ参考にしてくださいね。 |
出産体験記のもくじ |
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・出産体験記
私は、2005年の春に娘を出産しました。人と比較すると(比較できるものではありませんが)、難産ではなく、安産であったと思いますが、やはりそれは壮絶なものでした。また、その感動もまた偉大なものでした。以下にその体験記を記します。出産を控えた方は、参考にしてくださいね。
(前日20:00頃〜)
■陣痛開始
陣痛は出産日の前日の夜から始まりました。なんとも形容しがたい痛みです。産院から「陣痛が15分間隔になったら連絡してください」と言われていたので、ひたすら15分間隔になるのを待ちました。痛んでる時間と痛まない時間がはっきりと分かるので、その間隔を計測することは簡単です。しかし、なかなかその間隔は縮まりません。その日の夜は、いつも通り、食事を済ませ、お風呂に入りました。(当日AM0:00〜9:00)
■陣痛に耐えて夜を明かす
当たり前ですが、眠ることはできません。普段の腹痛とはワケが違います。一晩中時計を片手に陣痛の間隔を計測しました。主人もほとんど寝ずにつきあってくれました。朝になって、食事を済ませた頃には(これから大仕事があるので食べないわけにはいきません)、陣痛の間隔が15分おきになっていました。(当日9:00〜12:00)
■いざ病院へ
病院に電話すると、「陣痛の間隔が10分になったら来て下さい」とのことだったので、もう少しだけ我慢してからタクシーを呼んで、主人と二人で病院へ行きました。しかし、助産士さんは落ち着いたもので、「先に昼ごはん食べます?」って感じで、普通でした。ちなみにこの時の陣痛の間隔は5分でした。(当日12:00〜16:00)
■ちょっと余裕の時間帯
12:00に入院手続きを済ませ、昼食をとった後、主人と二人で陣痛室へ。主人が私の両親に連絡をとってくれて、15:00くらいに両親も来てくれました。痛みに慣れたというわけではないでしょうが、重度の疲労と徹夜による寝不足からか、少しだけ眠ってしまいました。16:00くらいまではまだ耐えられる痛みだったんです。(当日16:00〜19:00)
■かなり激しい陣痛
16:00になると陣痛も3分間隔になり、痛みもかなり激しくなってきました。ここから出産までの4時間は楽な時間帯はありませんでした。痛みは増すばかりです。この頃から顔面蒼白でした。(当日19:00)
■破水
ちょうど、主人が私の父親とご飯を買いに行っているときに破水しました。でも助産士さんはいたって冷静。「わかりましたよ〜」とか言って、全く慌てる様子はありません。さすがプロですね。こっちはあせりまくりです。(当日19:30)
■分娩台へ
破水の知らせを聞いて、すぐに戻ってきた主人と一緒に分娩室へ。酸素マスクをつけられて、赤ちゃんの心音に合わせていきむように支持されます。この産院の方針では、「いきみの方法なんていうのは、教えんでもできるんや」みたいな感じで、この時まで練習なんか全然やってませんでした。でも、できますよ。本番では。主人もビデオ撮影しながら、励ましてくれます。(当日19:54)
■出産
2回くらいのいきみの後、促進剤を注射され、さらに、”ちょきん”とハサミで切られました。でも全然痛くありません。そんなことが痛くもかゆくもないくらい”痛い”んです。出産というのは。この世の痛みではありません。そして5回目のいきみの後、助産士さんが赤ちゃんをとりあげてくれました。すぐに赤ちゃんの口の中を洗浄してくれて、「おぎゃー」と産声が。この時の感動・達成感・使命感といったら言葉では言い表せません。(当日20:00〜20:30)
■後産〜傷口縫合
院長が赤ちゃんのことを調べてくれている間に、後産が。そう、胎盤が役目を終えて出てくるのです。案外キレイなものでしたよ。赤ちゃんが入っていたお腹は見事にぺちゃんこです。「結構、子宮の回復が早いね〜」って褒められました。その後、麻酔を打ってもらって傷口を縫ってもらいました。出産の時には麻酔はないんですが・・・。(当日20:30〜)
■赤ちゃん初抱っこ
分娩台から降りてから、車椅子に乗って赤ちゃんを抱かせてもらって記念撮影しました。ちっちゃくてかわいかったです。でも、よくこんな大きな子が出てきたなと思いました。痛いわけですよ。(当日21:00〜)
■安静室へ
車椅子のまま安静室へ移動しました。赤ちゃんは赤ちゃんルームへ。私が通っていた産院は、母子別室(母は完全個室)だったんです。安静室には、テレビモニタがあって、赤ちゃんが確認できるようになっていました。大仕事を終えて、お腹が減っていた私は、ご飯を食べずに付き添ってくれた主人・両親と食事しました。両親が帰った後、私は安静室で寝てしまったようで、主人はひとりで、私の入院室で寝ました。その後の入院生活について、次の「私の入院生活」を参照ください。
・私の入院生活
私が入院した病院は、母子別室(母は完全個室)の体制でした。母子同室であれば、面会者からベビーへの何らかの感染の危険性がある、また母体が休まらない、という医院長のお考えから母子別室を徹底されていました。ですから、赤ちゃんを抱っこできるのは、授乳時間のみです。授乳は毎日5回、母だけが入れる授乳室にて行います。深夜や明け方などの就寝時は、看護婦さんがミルクを与えてくれます。実際に退院したらバタバタと忙しいので、私はこのような体制の病院で、ゆっくりと体を休めることができてよかったと思います。母子同室・別室に関しては、それぞれメリット・デメリットがあるので、みなさんも母親教室などで病院の方針を聞き、納得したうえで入院されることをオススメします!
スケジュール | 体の状態 | |
第1日目 (出産日) |
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陣痛室では、おなかにNST(胎児心拍数図)のベルトを巻いているので、あまり激しく体勢を変えることができず、ベッドの上で苦しむ。分娩台に移動してから5回位のいきみで出産。 |
第2日目 |
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下半身は、尿意も感じないくらい麻痺した感じ・・・。
円座の椅子やクッションがないと座れない状態。
《悪露》 |
第3日目 |
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《胸の状態》 |
第4日目 |
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下半身の違和感もほとんどなくなり、なめらか〜に歩けるようになる。しかし、座ると傷口がちょっと痛い。 |
第5日目 |
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《胸の状態》 《悪露》 |
第6日目 |
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《胸の状態》 《悪露》 |
第7日目 (退院日) |
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《悪露》 |
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